VRAYforC4D 1.2.6に搭載されたFastFur。元々別にFur生成プラグインとして存在していたものをVRAYforC4Dに移植(統合)されたもののようです。(VRAYforC4Dの開発をしているメンバーの一人がFastFurの開発者)
※VRAY FurとVRAY FastFurは別モノです。
以下、以前自分がFastFurをテストした際の設定に関するメモです。
ややこしいですがVRAYforC4Dに内包されたFastFur以前のFastFurプラグインのときのもの。
使いどころ
、建築インテリア系CGを制作している場合、FastFur機能の使いドコロは、芝生などを作ったり、ラグを作ることです。
1 毛を生やす
元になる形状を用意する(ポリゴン編集可能な状態=プリミティブはダメ)
プラグインメニューから、fast&furを選ぶ(オブジェクトブラウザに「fast&fur」オブジェクトができる。
「fast&fur」の属性内のFur Generatorの参照先を、用意した「元になる形状」に設定。
(オブジェクトブラウザの形状のアイコンをドラドロ)
これで毛が生えるので、属性内のパラメータを動かし、毛の長さや形、動きを設定
Face to ~:Furの面が向く方向を定義するオブジェクトの参照を設定する。
2 毛に色をつける
マテリアルマネージャーで「fast&furマテリアル」を作成。(通常のマテリアルとは違う)
「fast&fur」オブジェクトに作成した「fast&furマテリアル」(タグ)を設定
マテリアル属性で、毛の根元と先っぽの色を設定できる。
元となる形状のマテリアルを引き継ぐ場合はinherited Colorのチェックをオンに。
Fast&Fur Objectに、「fast&fur」オブジェクトを設定(注意:形状じゃない)
Mix Valueで反映する値を調整
※注意点
FastFur専用シェーダーがR11.5では対応していないっぽい。